M.K

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INTERVIEW

M.K

2023年 新卒入社

北陸支店 技術部 技術職

現場では何が起きるかわからない。

―計画から現場での判断、報告まで、新人のうちから調査全体を一貫して担う―

入社理由

山も海も、ボーリングもレーダも。一つの課題に複数のアプローチがある会社

私は大学で、資源形成のメカニズムを中心に学びました。地質分野にもさまざまありますが、地質を通して社会を支える仕事をしたい、と考えていました。その中で参加したのが、川崎地質の説明会です。そのときに、当社では平地・山岳部でのボーリングをはじめ、陸域及び海域でのレーダ探査など、フィールドや目的に応じて様々な手法で地質調査を行えることを知りました。そのときは「さまざまな調査に関われる会社なんだな」という漠然とした印象でしたが、自分がどの分野に関わるかは分からなくても、社内で異なる技術や視点が行き交う環境そのものに魅力を感じました。また、通常の調査・設計業務に加えて災害業務に携わることもあると聞き、社会に直接役立つ仕事に関われる点にも強く惹かれました。

決め手となったのは、面接の後に同じ大学の先輩社員を急きょ呼んできてくださって面談する機会をいただいたことです。実際に現場を経験している先輩が自分の言葉で仕事の進め方や雰囲気を語ってくれたことで、自分が川崎地質で働くというイメージがよりリアルに感じられたため入社を決めました。
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現在の仕事内容

地質調査の不確実性に向き合いながら、準備から報告書まで一貫して担う

現在は、鉄塔移設に伴う地質調査を担当しています。一口で言うと新しく鉄塔を建てるために必要な地盤の情報を得るための調査です。事前準備は、関係各所との打ち合わせから、作業スペースをお借りする地権者への挨拶や説明、近隣住民への周知、警察への交通規制の届出、調査箇所の地形・地質の概要の把握など多岐にわたります。作業をお願いするボーリング業者さんと連絡を取りながら、調査内容や場所について、搬入日時や方法、安全上の注意点、水の確保、車両の駐車場所といった細かな条件のすり合わせを行います。少しでもボーリング業者さんが効率よく、かつ安全に作業ができるよう、作業員の体調管理や熱中症対策、危険箇所の確認など、安全面に気を配りながら、現場を進めています。

地質調査は、自然相手、かつ直接見えないものを相手にする仕事であるため、想定どおりに進むことばかりではありません。事前に調べた周辺の既往調査データから掘る深度を「おおよそ10メートル」と見込んでいても、実際に掘ってみると規定値に達するまで掘り続けて倍近くなることや、短くなることもあります。地質状況だけでなく、気象条件の悪化で現場期間が延びることもあります。その都度、ボーリング業者さんと手続きや工程の調整を行い、現場の進捗を上長に共有しながら、次の現場にいつ入れるかの算段をつけていきます。報告書作成も、ボーリング本数や現地・試験室で行う試験の有無によって整理すべきデータ量が変わるため、案件ごとにかかる時間は異なります。事前準備や安全管理も含め、関係者と協力しながら状況に応じて段取りを組み直し、各業務の不確定な要素に対して臨機応変に対応しながら、調査を最後まで完結させることが私の仕事です。

新人時代

座学から試験室、そして現場へ。段階的に積み上げていく学びの先に成長を実感

入社後は、約1ヶ月間の社内規則や基礎知識を学ぶ座学研修からスタート。その後は現場見学や実習があり、試験室で実際に行われる試験の一部を体験したり、実際の調査機器に触れたりしながら、配属先以外の仕事も含め、実際に行われている他の仕事を体感的に学びました。土質力学的な内容を扱う際は、根拠が数式中心の資料になるため戸惑うことも少なくありませんでした。でも、数式の意味を図解及び言語化してもらうことで、少しずつ理解を深めました。こうした手厚い研修があったので、いざ現場で同じ作業に直面したときにもスムーズに対応できました。案件を重ねるごとに段階的に理解が深まっていく手応えを実感していますが、少し分かることが増えるほどに、自分がまだ十分に理解できていない部分の存在にも気づかされます。地質調査は奥が深く、「分からない」ということ自体を理解する難しさを感じています。

当社では、担当業務の課題や工夫、技術的な検討内容、発注者から高い評価を受けた業務の取り組みなどを共有する目的で年に一度、社内技術研究発表会が開催されています。私自身も1年目に少しだけ関わった業務について、2年目のときに上司とともに発表する機会をいただきました。私は「1年目の視点で感じたこと」というテーマで登壇しました。こうした取り組みを通じて、川崎地質が日々の業務で得た知見や経験を社内で共有し合う文化を持つ会社であることを実感しました。
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仕事のエピソード

厳しい自然環境で試された判断力と築いた関係性を、次の現場へつなげる

特に印象に残っているのは、新設道路の設計をするための地質調査で複数班のボーリング調査を初めて一人で管理した現場です。調査地が田んぼだったため、田植え~収穫まで立ち入れず、作業できる期間が限られていました。降雪地ということもあり、風や雪の状況、作業員の動き、積雪の状態などを見て、強風時は特に、設けている中止基準以下でも危険な場合は上長に相談した上で作業を中止する、という判断をした場面もありました。ときには一緒に雪かきを行うなど、少しでも現場作業を円滑かつ安全に進められるようなお手伝いを率先して行うよう心がけていました。

このときに感じたのが、各ボーリング業者さんに作業の進め方やこだわりがあるということ。使う道具の種類や整理の仕方、段取りの組み方などにそれぞれの流儀があり、同じ調査でも各班の作業エリアごとに雰囲気が変わります。会社ごとにこうした特徴があることを知り、興味深いと感じました。また、現場では日々のやり取りを通じて円滑に連携できる関係性を築くことの大切さも実感しています。

今後は、さまざまな経験を積みながら、より専門的な知識を身につけていきたいと考えています。また、プロジェクトを地質調査という一つの“点”ではなく、その前後のことも意識し、“面”で捉え、プロジェクト全体を最適な状態で進めていける技術者を目指していきます。
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ONEDAY 1日密着

外業

07:00 頃

会社から現場へ出発。出張の時は宿泊先から現場へ出発。

08:00

現場に到着
ボーリング業者さんの方と雑談を交えつつ、体調や作業内容の確認、危険予知活動などを行います。
現場作業開始後は作業を見守ったり、掘りあがったボーリングコアを観察・記録したりします。

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12:00

お昼休み
コンビニやお店にいくか、出勤・退勤の道中で調達したものを持参します。

17:00

作業終了
進捗を発注者と上司に報告してから帰ります。
出張先であれば、朝ごはん、晩ごはん、飲み物などを調達してから宿に戻ります。

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