solution 地盤調査・地盤評価
先進技術と調査機器で最適な地質調査・地盤評価を実現
「地質調査」とひと言で言っても、現場ごとに状況は異なり、そこに求められる技術、調査機器も変化します。地質調査では、ボーリング調査、原位置試験、物理探査,室内試験などを適切に組み合わせることで地盤データを取得することができます。そのデータの整理・分析によって地盤を高精度に解釈・評価します。
地盤調査・地盤評価の特長
多様な地盤条件に対応する調査技術
狭あい地から大深度まで、地盤条件に応じた最適な掘削・サンプリング・原位置試験の実施により信頼性の高いデータを提供します。
地形判読と地表地質踏査で、確かな地盤・地質情報を読み解く
空中写真や地形図の判読、現地での地表地質踏査など、地質技術者が培ってきた基盤技術を通じて、活断層や地すべり地形を含む地盤・岩盤の実態を的確に把握します。
どんな事業でも、地質リスクの見極めが出発点。
地質リスクへの意識は特定の業務に限らず、あらゆる事業に共通する視点。熟練の技術者が経験に基づき変状要因を見極め、設計・施工・維持管理の各段階に応じた対応を提案します。
高精度な地盤調査を支える多彩な掘削技術
試料採取から原位置試験、水深50mの海上調査まで幅広く対応
礫混じり地盤にも対応する高品質ボーリング、乱れの少ない試料を採取するラバル型大口径サンプラー、原位置で岩盤の変形特性を評価するボアホールジャッキ試験機、水深50mの海域調査を可能にする大型鋼製櫓など、多様な地盤条件に対応した掘削・サンプリング技術を提供します。
高品質ボーリング:高採取率で信頼性の高いコアを取得
礫混じり地盤や破砕帯、硬質岩盤など試料採取が困難な条件でも、高度な掘削技術により高品質なコアを採取します。高い採取率で地質構造や岩盤性状を的確に把握し、設計に必要な信頼性の高い地盤情報を提供します。
ラバル型大口径サンプラー:乱れの少ない高品質試料を採取
直径約208mmの大口径試料を静的押し込み方式で採取し、乱れの少ない高品質試料が得られます。同一深度から複数供試体の整形が可能で、液状化試験にも対応。超軟弱粘土から砂質土まで幅広い地盤に適用できます。
ボアホールジャッキ試験機:原位置で変形特性を高精度に評価
ボーリング孔内で地盤や岩盤に荷重を加え、変形特性を評価する原位置試験装置です。等変位方式とセンサー内蔵ゾンデにより高精度な測定を実現し、礫地盤や岩盤でも信頼性の高い試験データを提供します。
大型鋼製櫓:水深50mの海域調査を実現
洋上風力発電の地盤調査に対応する水深50m対応の伸縮式大型鋼製櫓です。35cmピッチの高さ調整機構を備え、異なる水深にも柔軟に対応。スライド式ガイド管やステップ付き防舷材など、安全性と作業効率を両立します。
各種の底質採取機器:海底地盤の土質状況を効率的に把握する
対象とする海底地盤の地盤状況に応じて、ドレッジ(岩盤)、グラブ採泥器(底質)、柱状採泥器(グラビティコアラー、バイブロコアラー)など、各種の採取機器を使い分けます。
次世代ボーリングマシン:地盤調査の省力化と技術継承
全地連のコンソーシアムで、川崎地質とYBMをはじめとする参画各社が技術と現場知見を持ち寄り、共同開発を進めています。掘削・計測の自動化と省人化により、少子高齢化で深刻化するオペレーター不足を補い、地盤調査を将来にわたり持続できる体制づくりに貢献します。
地盤・地質構造を読み解く総合評価技術
地盤・岩盤特性や地質構造を的確に把握し、合理的で安全な社会づくりに寄与します
地表地質踏査やボーリングコア観察、トレンチ調査などの各種調査結果を統合し、地盤・岩盤の性状や地質・帯水層構造および断層活動履歴等を総合的に評価します。また、長年にわたり培った地質技術と豊富な実績をもとに、斜面・トンネル・ダム・道路・再生可能エネルギー施設など多様な事業において、設計・施工・維持管理に必要な地盤情報を提供します。
地表地質踏査・地形判読
露頭観察や地形判読を通じて、地質構造と地すべり・崩壊などの変状地形を把握し、地盤の安定性を総合的に評価します。調査結果は、災害リスクの抽出や追加調査、設計・施工方針を検討する基礎資料として活用します。
ボーリングコア観察
採取したボーリングコアの岩相、亀裂、風化や破砕の状況を観察・記録し、地層の分布や連続性、強度の地盤特性を把握します。得られた情報は、支持層の判定や施工条件、地盤対策を検討するための基礎資料として活用します。
トレンチ調査
断層の存在が予測される箇所で掘削し、露出した地層の変位や変形、年代を詳細に観察します。断層の位置や活動時期、繰り返し間隔を直接確認し、将来の活動可能性や周辺施設への影響を含めて活動性を総合的に評価します。
地質リスクを見える化する総合評価技術
地質条件に起因するリスクを把握・評価し、事業の安全性と確実性の向上を支援します。
地質リスク評価は、計画・調査・設計・施工・維持管理の各段階において、事業に影響を及ぼす地質的課題を事前に把握し、適切な対策へつなげるための重要なプロセスです。当社では、地形・地質・地下水・活断層・斜面安定性などの情報を総合的に分析し、自然災害や施工時の不確実性に起因するリスクを評価します。豊富な調査実績と地質解析技術を活用し、地質リスクの見える化を通じて、安全で合理的な事業推進を支援します。
地すべり・斜面災害リスク評価
地形・地質・地下水条件を総合的に分析し、崩壊や地すべりなど斜面災害の発生要因と危険度を評価します。現地調査や解析結果に基づき、危険箇所と影響範囲を明確にし、監視計画や防災対策、維持管理方針の立案に活用します。
地質リスクマッピング
地形判読、地質調査、ボーリング、物理探査の結果を統合し、地質リスクの分布や影響範囲を可視化します。計画・設計・施工で注意すべき箇所を共有し、追加調査や対策工の優先順位を検討する資料として活用します。
建設プロジェクト地質リスク評価
施工時に想定される軟弱地盤、断層、湧水、斜面不安定などの地質上の課題を整理し、工事への影響を評価します。調査結果に基づき、施工方法の見直しや補強・排水対策、監視計画など、実効性のあるリスク低減策を提案します。
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