solution

地質特性を最大限に活かす地盤解析・設計技術

地質調査で得られた地中の地盤データを精緻に分析し、高度なシミュレーション技術で土砂災害や地震などのリスクを予測します。地質・地盤のプロとして、その土地に最も適した安全かつ合理的な「設計」を導き、次世代へつながる強靭なインフラの土台を構築します。

地盤解析・設計の特長

地盤モデルの構築力

ボーリングや探査で得た点在するデータを空間的に統合し、地層の連続性や不均質性を立体的に把握することで、設計・施工の判断に耐えうる精度の高い地盤モデルを構築します。

現場の「真実」を捉え、複雑な地盤条件を最適設計へと導く解決力

机上の空論ではない、現場の生きた地質条件を精緻に反映します。一筋縄ではいかない複雑かつ不確実な地盤に対しても、多様な地盤解析技術を駆使し、設計に耐えうる確かな根拠を導き出すことで、安全性と経済性を両立した設計を実現します。

激甚化する災害から国土を守る、防災・減災に特化した強靭な設計思想

多発する自然災害に対し、地質工学の知見を駆使した粘り強い設計を提案します。100年先を見据え、予測困難なリスクにも耐えうる、安全で持続可能な社会基盤の構築を力強く支えます。

軟弱地盤評価・対策工検討

高精度な地盤モデルの構築と解析で、軟弱地盤のリスクを的確に評価し、最適な対策工を提案します。

様々な地盤データを解釈・評価する手法として多様な解析技術を適用しています。
その解析結果を踏まえ、対策工の検討や設計まですき間を作らない対応を行うことで、地質リスクを回避・低減させ、安心・安全なインフラの整備に貢献します。

軟弱地盤解析3次元モデル図

軟弱地盤解析(安定・圧密・液状化・変形)

軟弱地盤に対し、地盤条件や構造物特性を踏まえた安定・圧密・液状化・変形解析を行い、安全性や沈下・変形挙動を評価することで、設計・施工に必要な適切な対策検討を行います。複雑な地盤での変形予測(FEM解析)や、地震時の液状化リスクの数値化(動的解析)により、確かな設計根拠を提示します。

2次元FEM解析概要

現場条件に適した軟弱地盤対策検討

豊富な実績に基づく技術的知見を活かし、軟弱地盤対策工の比較検討や施工リスクの評価を行うとともに、現場条件に適した最適な対策を提案します。地盤技術者ならではのモデル化技術ならびに物性値の評価技術が、適切かつ安全な対策工の検討を可能としています。

地盤改良を併用した試験盛土による対策工の検討

地盤改良設計

当社は、深層混合処理工法や表層改良工法など各種地盤改良工の検討および設計業務を数多く手がけてきました。地盤調査結果を踏まえ、改良体の強度や配置条件を適切に設定し、安定性や沈下抑制効果を解析的に評価してきた実績があります。これらの検討を通じて、過大・過小設計を避けた合理的な改良計画を立案し、施工性と安全性を両立したインフラ整備の実現に寄与しています。

試験施工による改良体の確認状況

耐震・液状化評価・補強

地震時の地盤・構造物の挙動を解析し、合理的な耐震・液状化対策を提案します。

地震時における地盤や構造物の挙動を高度な解析技術で評価し、耐震性向上に向けた最適な対策を提案します。液状化や残留変形を評価するALID・FLIP解析、橋梁や擁壁などを対象とした3Dフレーム解析を活用し、被害リスクや対策効果を定量的に把握します。豊富な実績と技術力を活かし、安全性、経済性、維持管理性を考慮した補強計画・設計を支援します。

地震時におけるモノパイル周辺の地盤挙動予測

ALID・FLIPによる耐震性能評価

ALIDによる残留変形解析とFLIPによる地震時挙動解析を組み合わせ、地盤・構造物の耐震性能を評価します。液状化の影響や対策効果を定量的に把握し、合理的で信頼性の高い補強設計を実現します。

液状化再現シミュレーションと現地の状況

3Dフレーム解析による構造性能評価

構造物を三次元モデルで再現し、荷重作用時の変形や応力を詳細に解析します。構造物と地盤の相互作用を考慮した評価により、合理的で信頼性の高い設計・補強計画を支援します。

排水機場の耐震照査事例

斜面・地すべりの安定性評価と対策工検討

斜面災害のリスクを評価し、最適な対策工の検討・設計を支援します。

地形・地質条件や地下水の影響を考慮した解析により、斜面の安定性や地すべり発生リスクを評価します。二次元・三次元安定解析を活用し、複雑な地形条件やすべり土塊の挙動を高精度に把握するとともに、対策工の効果や施工後の安全性を検証します。豊富な調査・解析実績に基づき、現場条件に適した合理的かつ確実な防災・減災対策の立案から設計まで一貫して支援します。

大規模地すべりの発生状況

三次元安定解析

非対称形状の地すべりに対する安定性評価や地すべりに対して斜交するような土工計画を検討する場合は、三次元安定解析による検討が不可欠です。また、三次元浸透流解析とのカップリングを行うことで、地下水排除工による抑制効果を的確に予測することが可能となります。

トンネル計画箇所における3次元安定解析

地下水解析

掘削や揚水に伴う地下水の挙動を的確に予測し、地下水保全や影響軽減の計画を支援します。

地質調査及び透水試験結果より得た水理地質モデルに基づき、土木工事(掘削)や地下水のくみ上げ等に起因よる地下水に関する諸問題(水位変動や汚染物質の拡散)を、数値シミュレーションにより予測・評価し、必要に応じて対策工の検討を行います。

二次元平面浸透流解析

浸透流解析

気象条件や水理地質構造を適切にモデル化し、二次元及び三次元モデルを用いた浸透流解析を実施します。地下水の流動状況や水位変動、構造物周辺への影響を予測し、トンネル・河川・ダム・遊水地などの計画・設計や地下水対策を支援します。

広域斜面を対象とした浸透流解析

移流分散解析

地下水中を移動する汚染物質や溶存成分の移流・分散挙動を解析し、将来的な影響範囲や到達時間を予測します。トレーサー試験や水質調査結果を活用し、地下水汚染対策、自然由来重金属対策、環境保全計画の立案を支援します。

移流分散解析による濁水影響

設計

地盤と構造物を一体で捉え、最適な設計ソリューションを提供します。

地質調査や各種解析で得られた情報をもとに、土構造物や擁壁、補強土構造物、造成計画などの設計を行います。安全性はもちろん、施工性、維持管理性、経済性を総合的に評価し、現場条件に適した最適な構造を提案します。河川・道路・防災・造成分野で培った豊富な実績と技術力を活かし、関係機関との協議から設計条件の整理、詳細設計まで一貫して対応し、円滑な事業推進を支援します。

地盤解析に基づくインフラ施設の設計

土構造物

河川堤防や盛土、ため池などの土構造物を対象に、地盤条件や周辺環境を踏まえた設計を行います。安定性・耐震性・施工性を総合的に評価し、安全で合理的な構造計画を提案します。

堤防強化設計

擁壁・補強土

擁壁や補強土壁について、構造条件や施工条件を考慮した最適な設計を行います。構造解析や比較検討を通じて、安全性と経済性を両立した構造物の整備を支援します。

補強土壁設計

造成

地形や地質条件、土地利用計画を踏まえた造成設計を行います。盛土・切土計画から排水施設、関連構造物の設計まで一体的に検討し、安全で効率的な土地利用を実現します。

調節池設計

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