PROJECT

社会課題に向き合い、技術で世界に貢献する

川崎地質は、防災・環境保全・文化財調査など、多様な分野で海外プロジェクトに参画しています。現地の課題に真摯に向き合いながら、長年培ってきた地質・地盤分野の技術と豊富な経験活かし、地域の実情や社会的ニーズに応じた最適なソリューションを提供しています。持続可能な社会の実現に向けて、世界各地で地域の発展と安全・安心な暮らしを支えています。

ダラット市街地で発生した地すべり対策

2017年にベトナム南部の避暑地であるダラット市内の住宅密集部で地すべりが発生しました。当社は住居と住居の間にある矮小な用地で施工可能な日本の地すべり対策技術である集水井による地下水位低下工法を提案し、現地政府から特命で発注を受けました。当社は災害対策の詳細計画立案、地盤調査、対策工設計、施工管理を総合的に行いました。現地政府とは現在でも防災事業に関する相談等の交流が続いています。

ラムサール条約指定地で環境に配慮した調査を実施

日本の新幹線技術を取り入れることになったインド新幹線計画では、ラムサール条約で保護される浅海域を通過するトンネルが計画されていました。一般にトンネルの調査ではダイナマイトを用いた地震波探査が行われますが、対象地区は希少な生態系を有する箇所であったため、弊社の海洋調査技術を応用した探査を実施し、設計を進めるうえで必要な情報を提供しました。この様子は現地報道でも大きく取り上げられ、弊社の保有する技術が認められる一つとなりました。

歴史上の遺跡の非破壊調査とレーダ技術の蓄積

当社では、日本の大学などの研究支援のため、1988年よりエジプトのピラミッド周辺の遺跡調査に協力し、新規の遺跡を地下から発見するなど貢献しました。
文化財の保護のため、調査は物理探査を用いた非破壊での調査を行いましたが、その技術は現在、弊社が得意とするレーダー探査技術に活かされていいます。
同様に1990年代にモンゴルでもチンギスハーンの埋葬地探査にも参画しました。

現地ニーズに沿った案件形成支援(FS調査)

弊社では、2012年より経済産業省をはじめ様々な機関からの支援を受け、主に防災分野を念頭に、気候変動に伴う日本技術の活用と実施可能性調査(FS調査)を行ってきました。現地ニーズの把握をするうえで培った人脈はその後の海外進出のカギとなりました。その結果、2017年には、ベトナム国のDienBien省より感謝状をいただくなど、人的交流、日本の防災技術展開に貢献しています。

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