地質調査

地質調査

先進の技術と調査機器をラインアップして、現場ごとにベストな成果を
「地質調査」とひと言で言っても、現場ごとに状況は異なり、そこに求められる技術、調査機器も変化します。
ボーリング調査、原位置試験、物理探査、室内試験などを効率的に組み合わせることで地盤データを取得。
そのデータの整理・分析によって地盤を高精度に解釈・評価します。

Service01

高品質コア

“乱れの少ないコア”を採取し精度の高い地盤解析・評価へ

砂層や砂礫層などの未固結堆積物や、亀裂の密集部・破砕部・粘土化部などの岩盤の脆弱部を対象として、乱れの少ないコアを採取します。そのコアを地質技術者が観察することで、高精度に地盤を解釈・評価します。


Service02

地中ガス調査

圧力保持式地下水採取法や飽和度解析でガス危険度を評価

シールド工事などによる可燃性ガスの爆発事故・酸欠事故を防止するため、地中ガス調査の計画立案、現地調査、室内分析、データ解析・評価を行います。地中ガスの調査方法は基準化されていませんが、関東ガス田をはじめとする豊富な実績から「圧力保持式地下水採取法」や「飽和度解析」などにより危険度を評価し、対策検討に役立てます。


Service03

室内試験

土質試験や材料・岩石試験などを実施、基準・規格外の試験ができる機器も導入

自社で保有する室内試験室では、みなさまのご要望に応じて基準・規格外の試験まで幅広く取り組んでいます。最近は、地震による被害予測のため需要が増加している土の動的特性試験(液状化強度、変形特性)のため、4連タイプの繰返し三軸試験機を増設しました。また、不飽和土特性に対応した「不飽和三軸試験」、「水分特性試験(加圧法、吸引法)」なども実施します。さらに、基準・規格外の室内試験の対応を目的に「ひずみ経路制御型三軸試験機」を導入し、技術開発を行っています。


Service04

ボアホールを利用した計測・探査

ボアホールからの地盤情報を活かす、目的に応じた最適手法を選択・提案

ボアホールから得られる地盤情報には、様々なものがあります。たとえば、周辺地盤の密度・速度などの物理特性、ボアホール周辺にある地中埋設物の位置・深さ、孔壁の画像取得による地質構造、室内試験に用いる乱れの少ない試料の採取などです。当社では、目的に応じた最適な手法を選択・提案します。


先輩から後輩へ、特別な職人技術を継承

室内試験では、現場から採取してきた試料を取扱う際には特別な職人技術が必要とされます。それは、経験に基づいたノウハウ。そのため、先輩から後輩への技術継承が、とても重要になります。この技術は、口頭やマニュアルだけでは伝わりにくいため、実作業での指導・育成、さらに先輩の後ろ姿が技術継承にとって大切であると考えています。


経験に基づく感覚を実践指導▶

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